見える化

 評価は「やることの確認」、「やっていることの確認」、「やったことの確認」のサイクルを回すことが必要です。その目的は「見える化」にあります。人事評価、目標管理での「見える化」とは、やるべきことが明確になっており上司・部下が合意している(やるべきことの見える化)、仕事の遂行について本人・上司が「見える」(プロセスの見える化)、仕事の結果やその評価について本人・上司が「見える」(やったことの見える化)状態になっていることをいいます。

 まず期初に「やることの確認」を上司・部下が行って合意します。つまり何を期待しているかを上司が部下に伝え、部下は自分のやりたいことを上司に伝え、やるべきことをお互いに確認し、見えるようにします。期中は仕事の進捗状況を上司・部下が確認し合います。つまり「やっていることの確認」を行い、上司・部下が見えるようにします。そして期末には「やったことの確認」が上司・部下の間でしっかり行われることが必要です。「やったことの確認」は期初に合意したやるべきことのレビュー、やったことの評価、フィードバックであり、上司・部下が見えるようにします。

 しかし「仕事の質と量」、「チームワーク」、「能力開発」といった評価項目については、期末に評価用紙が配布されてから、上司は単に評価するといった感じで「見えない」状態にあります。このときのポイントは、成果把握の仕組みが部下も上司も見えるようになっているかです。