リーダーに求められるダイバーシティ活用力とは

 ダイバーシティマネジメントとは、この外発的で同質的な価値観から内発的で多様な価値観への軸足の転換を求めるものです。この変革は、組織構造の見直しのように目に見えるものではありませんが、コンピュータの基本ソフトを書き換えるような本質的なインパクトを持つため、経営戦略の転換に値する組織変革といえます。

 この組織変革の要となるのが、リーダーのあり方です。それぞれのリーダーが個々のメンバーの内発的価値観を活かすことができて、はじめて創造的変化が引き起こされます。しかし、メンバーの内発的価値観の表出を許せば、そこには秩序ではなく混乱が生じます。それを混乱のまま放置するのではなく、シナジーへと繋げる能力がリーダーには求められるのです。

 そのための思考方法が、「4次元思考」です。以下に示すような1次元から4次元の視点を使いこなすことによって、リーダーの多様性を活かす力が高められます。