改めて問う「評価の目的は何なのか? 手間と時間のかかる評価がどうして必要なのか?」

 完璧な評価制度など望めません。そのことを理解したうえで「評価」に何を求めるかというと、評価の公平性、公正な人事処遇という目的とともに、能力開発、価値観浸透、モラールアップ、業績向上という目的を達成することです。そのために目標管理を人事評価とドッキングさせました。時間や手間がかかりますが、これは必要なものとして積極的に保持していくことが大切です。それだけの手間と時間をかけたのだから、究極的には業績向上、組織活性化に跳ね返ってくると考えられるからです。

 もちろん、手間と時間がかからないのに越したことはありませんから、仕組みの改善、帳票の改善、運用の効率化などは絶えず進めていく必要があります。しかしやるべきことをやらないで手を抜くことは、評価の目的を考えればやるべきではないと考えるのです。

 次回は「手間と時間のかかる評価がどうして必要なのか」についてさらに突っ込んで考えてみたいと思います。評価者から「この忙しいのに評価なんかやってられない」という声がよく聞こえてきます。人事担当者としては頭の痛いところですが、これに対する特効薬として読んでください。