管理職の役割には下の図に示すように二つあります。部門業績責任者としての役割、もう一つは部門活性化推進者としての役割です。

「部門業績」の真の意味、部門業績責任者としての役割とは

 管理職には「部門業績責任者」としての役割があります。営業所長なら、営業所の売上目標、営業利益目標を達成すれば、その役割を果たしたことになります。営業所長のように目標が数値化されている役職では、管理職に部門業績責任者としての役割があることは容易に理解できます。それでは、目標の数値がはっきりしない総務部や経理部のような部署の部門業績は、どのように考えたらよいのでしょうか。また、こうした部門の長が果たす責任とはどのようなものでしょうか。

 総務部や経理部も、必要性があって設けられた組織です。この必要性を「部門の目的」といいます。部門の存在意義、部門の使命といってもよいと思います。部門の長は、部門の目的、部門の存在意義、部門の使命を十分認識し、それを実現、達成することが求められます。総務部長や経理部長といった部門の長は、これらを実現し、達成する責任があります。つまり部門の業績というのは下の図に示すように、部門の目的をどのくらい実現したか、達成したかで決まります。