思考の枠

 第1ステップは、リーダー自身が自分のことを知り、変革をしていくことです。人には「思考の枠」というものがあります。若手を育てる上で、リーダーがこの「思考の枠」を認識することは欠かせないことです。以前このコラムでも触れましたが、ここで改めてご紹介します。

 「思考の枠」とは、思い込みや固定観念、レッテルのことです。

(例)思い込み:「これまでの方法で成功してきたんだから、これからも大丈夫だ。」
   固定観念:「うちのビジネスは○○企業が命だ!」
   レッテル:「彼は○○な人間だ!」

 「思考の枠」が固いと、人も組織も進化や成長を遂げることが難しくなり、変革することができなくなります。なぜなら、「これが絶対だ」「この他には正解はない」と思っている以上、進化や成長・変革の必要性を感じる余地がないからです。
一方で、「思考の枠」を広げることができれば、「今の方法は最適なのか」「他の方法はないだろうか」などと考えられるため、自分の問題点や解決策を模索できるようになり、人や組織の成功の可能性を広げることができるのです。

 「思考の枠」を広げる方法は次の2つです。(1)常に自問自答する、(2)他の人からフィードバックを受ける。