要員算定の二つの方法

 要員算定には次の2つの方法があります。
 (1)経営採算方式
 (2)作業量方式
です。それぞれを詳しく説明します。

(1) 経営採算方式
 経営採算方式は、付加価値と労働分配率との関連から総額人件費を算出し、総額人件費から要員算定を行う方式です。

 付加価値から労働分配率を介して総額人件費を算定する方法については、前回、詳しく述べていますので、参照してください。ここで特に留意していただきたいのは、付加価値を「活動ベースの付加価値」で捉えるという視点です。

 総額人件費は別の視点に立てば、賃金水準に人数を乗じたものに共通人件費を加えることにより求められます。

 上記式から人的資源の数(要員)は次のように算定されます。

 企業全体の要員管理は上記の経営採算方式の算式で行います。また経営採算方式で各部門の要員も求めることができます。その場合は次のように変形した式で求めます。

(2) 作業量方式
 作業量方式は、各仕事に要する作業量から、要員を算定する方式です。基本的には次の算式で算定します。

 作業量は数量で測る場合と時間で測る場合があります。