「ソリューション本格化の時代」に現場で活躍できる人材の「質」は変化しています。だからこそ、現場ヒアリングから出口をきちっと定義して、逆算して、内定者期間に何が必要で、内定者研修をどのように見直していくかを考えることが必要になってきていると思います。

これからの内定者研修のカタチを探る

 最後に、私が考えるICT業界におけるこれからの内定者研修のカタチを示したいと思います。ただし、一般例に過ぎません。実際には各社個別の要素が入ってきますので、あくまで参考にご覧ください。

 まずはゴールの定義からです。新人研修期間のゴールを下記のように定めます。

新人研修期間のゴール
「配属前までに、現場で活躍できる人材になるためのベースライン能力の習得ができていること」

 ここでいうベースラインとは、業界の歴史や構造、自社のビジネス、取り扱う扱うテクノロジーを理解しているということです。

 逆算して内定者研修期間のゴールを考えると例えば、

内定者研修期間のゴール
「3末までに、ICT業界の歴史や企業の中でのICTシステムのイメージ、自社の位置づけを掴んでいること」

という感じになります。

 ご紹介した図2のGPCモデルの順番で考えると、次にこのゴールに至るまでのプロセスが必要になります。次に示す図は、この4年間位、私がICT企業の新人研修期間のコンサルティングをしてきた中で作り上げてきた成功プロセスの一例です。