では、Applicationつまり技術研修のベースとなるOSにあたる基礎知識とは何でしょうか?

 私は、「ICT業界の全体理解」と「自社ビジネスの理解」だと思います。前者は、エニアックから始まるコンピューターシステムの集中→分散→統合の流れや、ICT業界の主要企業、その主要企業がカバーしているテクノロジーの領域、ICT業界特有のビジネス構造など。後者は、そういったICT業界の全体像の中で自社が提供しているソリューションの領域や、解決できる顧客課題の種類、どんな価値を顧客にもたらしているのかなどです。

 技術研修に入っていく前に、このOSに当たる2つの領域で研修を行うことで、「コンピューターシステムのこれまでとこれからの流れ」「自分の会社に関係ある領域」などを頭の中で整理できます。サーバーやアプリケーションの内容詳細に触れるまでに、そういったテクノロジーの領域が全体の中でのどこに位置づけられるのかが新人の頭にインストールされます。それが効果的に技術研修を行うためのOSになるのです。

 新人研修は集中的に専門的なトレーニングが出来る最初で最後の機会と言っても過言ではないと思います。ICTソリューションの本格化で人材の「質」が重視される時代に、活躍できる人材となるための基礎固めを、各社の【G】ゴールの定義に応じて、参加者の立場に立った【P】学習プロセスは何かという観点で見直して、企画されてみてはいかがでしょうか。


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