単なる仕事として考えていませんか?

 私は長期的にクライアント企業を応援することをモットーとしています。だから一過性のお仕事はお断りすることもあります。なぜなら、女性活躍推進やダイバーシティ推進は風土改革なので、3~5年と時間をかけて変えていくことが重要です。私は長期的に人と組織が変わっていく姿を支援、応援し、見届けたいと強く願っています。だからこそ講演やセミナーの後、フィードバックの時間を大切にしています。

「いや~、このイベントを成功させるべく半年前から準備していました。とりあえず、すべて良い感じで終わりましたから、その達成感というか、今は次のことが考えられませんね」
「いや、社長も経営幹部たちも良かったと言ってくれて本当に成功でしたよ。ありがとうございます」
「ほんと、初めてなんで失敗したらどうしようと思いましたが、無事に終わって評判も良いみたいだし、めでたしめでたしです」

 ありゃ、何か違いますね。気にしているポイントが。どうやら、女性活躍推進、ダイバーシティ推進を単なる仕事としてやっているように感じます。

当事者意識を持ち個人の目標も持つ女性担当者

 6月の女性と組織の活性化研究会のテーマは「ダイバーシティ・マネージメントの目標設定と公開の捉え方」でした。36社からアンケートのお答えをいただきましたが、ほぼ全員が女性の担当者からでした。男性からの回答だったのは1社だけでした。現在170名になるこの研究会メンバー自体、登録者の95%が女性ですから不思議ではありません。この研究会は宣伝することなく女性達の口コミでどんどん大きなネットワークとなっています。企業の女性活躍推進、ダイバーシティ推進の実務担当が非常に多く、他の研究会などにも積極的に参加をして情報交換をしながら勉強し、それを自社に持ち帰って役立てているようです。