俺流にこだわりすぎ

「引継ぎってしないんですよね、ほとんど。異動するほうも、してきたほうもそれでいいみたい」
「前任者のやり方の全面否定なんですよね。全部、自分流でやりたいみたい」
「上司が変わると、結局振り出しに戻れってかんじになっちゃう」
「俺流にこだわりがあり過ぎですよね。自分しかできないようにしている」
「仲間とし単に協力するとか、できないのよね。借りができるとか貸しができたとか」
「助けてもらったりすることを恥だと思うみたいで、やせがまんしますよね」

 自分の存在感を出すために、人事異動なので着任した部署で男性管理職が交代したりする場合、前任者がやっていたことは続けないで違うやり方や新しいやり方に変えたがる人がたくさんいます。「前の部長がYesだったからって、俺はそう簡単にYesは言わないぞ」なんて宣言する人すらいます。また、他の部署に異動する前任者も次の部署のことが気になって、今までの仕事のことをきめ細かく引き継ごうという意識はほんどないようです。

 傍目で見ていて、男性の人事異動の引継ぎは本当に簡単です。というよりも何も引き継ごうとしなから、すぐ終わります。だから、仕事が振り出しに戻れになってしまいます。また、助け合うとか、協力して何かをやるのが不得意のように感じます。自分と相手との力関係とかを意識して、とてもギクシャクした様子を目撃します。俺流を貫きたい気持ちは私たち女性にはあまりない感覚です。

「だから男性は・・・」。

 男性をひとくくりにするつもりは毛頭ありませんが、当てはまることはありませんか?まわりの女性たちが感じていることなのです。男性だからしょうがないと開き直らず、ちょっと変えてみるのもどうでしょうか?

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植田 寿乃(うえだ・ひさの) キャリアコンサルタント/ダイバーシティコンサルタント
植田 寿乃

 IT業界の人材育成を目的に有限会社キューを設立。その後、人材開発業界に転身。「モチベーション・リーダーシップ」「経営陣、管理職の人間力アップ」「女性と組織の活性化」「メンター育成」に取り組み、各種オリジナルカリキュラムを開発し、研修・講演を実施。著書に『「女性を活かす」会社の法則』『キャリアセレブになる36の秘訣』『30歳からの幸せなキャリアの見つけ方』など。

※筆者の会社名および役職は執筆当時のものです。