話しかけても反応がいつもより鈍いなど、いつもの社員の様子を基準に大きな変化があるか否かに注目します。

 気になる社員には個別面談を試みましょう。

社員への支援!個別面談法

1)話しやすい環境を整える
 面談にあたって、社員には心理的安心(この人に話すと安心できる)と心理的安全(このことを話しても安全である)を約束しましょう。

 社員によっては、「こんなことを話してしまうと弱い人間だと思われないだろうか?」「みんなが辛いのに我慢できない自分は情けないのでは?」などと、話すことに抵抗を示し心理的防衛がはたらくことがあります。

 温かい気持ちで、社員の話のすべてを受け入れ、耳を傾け、共感的理解の姿勢を示すことでこの問題は解消します。

2)面談にあたっての配慮と注意点
 面談の際、直ぐに核心に触れることは避けましょう。

 社員は緊張していますので、話しやすい雰囲気をつくることが必要です。「気分はどうかね?」「夜は眠れているかな?」といった日常的な何気ない内容から段階的に進めていくことをお勧めします。

 ただし、「話す」ことを通して、相手と恐怖体験を共有し理解し合えることでストレスを和らげることができる半面、聴く側の過剰な質問は社員に無理に話させてしまい、かえって恐怖体験を再現してしまうことがあります。十分な配慮と注意が必要です。