3)傾聴と共感的理解の姿勢を!
 社員の話を聴くにあたって、こちらの意見や感情を入れることは避けましょう。

 社員に自由に話してもらうことが大切です。中立な立場で社員の話に耳を傾け、自らの感情移入することなく聴いてあげることで社員は話しやすくなり、辛い思いを開放することができます。話す内容がどうあっても決して否定してはいけません。「もっと悲惨な社員もいるんだ」「そんなことは気にするな」などと、こちらの価値観や意見を述べることも危険です。

 まずは社員の体験を理解し共有してあげることが大切です。カウンセリングの目的は、社員のメンタルサポートであり、緊張や不安・恐怖を和らげることです。こちらの考えや意見を優先してしまうことで社員の話す意欲を低下させてしまうばかりか悲観的にさせてしまうこともあります。

「君の大変な思いが十分伝わってきたよ」
「本当に辛い思いをしたんだね」
「よく頑張ったね」

など、共感的な理解を示すことで、社員の不安が軽減され安心感を与えることができます。安心感は新たな行動を起こそうとする勇気に繋がります。