渕野康一
東洋学園大学 現代経営学部 客員教授

 今回は、「面白い」と「まじめ」の両要素の使い分け、バランスの取り方を中心に、人生も仕事も面白くする「面白まじめ」を実践する方法をさらに掘り下げましょう。

「面白い」と「まじめ」のバランスをとる

 まず、「面白まじめ」で勘違いや誤解をしないでほしいことがあります。それは「面白い」と「まじめ」は正反対の意味ではない、つまり「反対語」ではないことです。「面白い」の反対は「つまらない」、「まじめ」の反対は「ふまじめ」です。

面白い ⇔ つまらない
まじめ ⇔ ふまじめ

 「面白まじめ」の実践にとって大切なことは、次元の違う「面白い」と「まじめ」のバランスを上手にとる、あるいは切り替えることです。人生も仕事も面白くする「面白主義」を実践する「面白まじめリーダー」は、「面白い」と「まじめ」という2つの要素のバランスをとるのが上手なのです。時と場合により上手に使い分けます。

 そのバランスをとるコツは次の3つです。それぞれ説明していきましょう。