今回のポイント

 先月からスタートした「マーケティング研修」のプロジェクト。永塚先輩の予言(?)通りに、元谷さんが実施・運営担当責任者となり、実施まで漕ぎ着けました。この研修は、目標が測定可能な形できっちりと定義できていますから、それだけに達成できたのかどうかの明暗がはっきりと見えてしまうプロジェクトです。外部リソースを使っての研修が核になっているので、目標達成はそのマネジメントいかんにかかってきます。これは、人材開発部として求められる4つの領域の一つ、「リソースマネジメント」の領域における、社外リソースのマネジメントの仕事です。

【リソースマネジメントの領域】
人材育成のために(自部門以外の)多くの社内外のリソース(講師や教育ベンダーなど)をマネジメントしていくこと。(※この領域は、社内リソースのマネジメント、社外リソースのマネジメントに分かれています)

 6月の研修(第3回参照)では講師の先生は去年からの引き継ぎでしたが、今回は目標達成に最適な社外リソースを探すところからのスタートでした。しかし、どんなテーマでも同様ですが「マーケティング研修」を実施できるベンダー・講師は星の数ほどもあり、すべての可能性のあるリソースにアクセスすることはできません。

 その点、元谷さんはインターネット、社内の口コミ、すでにお付き合いのあるベンダーさんからの紹介という複数の情報ソースから、幅広く、しかもうまくターゲットを絞り込んで話を聞くことができました。【社外リソースの情報を持ち、アクセスする】

 さらに、6月の研修(第3回参照)の経験を活かして、ベンダーさんの強みや特徴は事前に調べておきました。それにより各ベンダーさんとのミーティングの初回から、話の焦点をプロジェクトの目標に対して絞ることができました。また、外部リソースに期待することを伝え、それが実施可能かどうかを確かめようとしていましたね。【プロジェクトの目標、相手の役割・期待を伝達、合意する】

 また、6月の研修(第3回参照)で永塚さんに「喜んで引き受けてもらえるようにする言い回し」を教えてもらったことを思い出していました。今回は自分でその「選ばれた理由」まで相手に伝えることで、最上さんの目標達成への意欲を大いに高めることができたといえるでしょう。【社外リソースの行動を促す】

 今回、大学での専門であったマーケティングがテーマということもあり、元谷さんもそれなりの自信を持ってプロジェクトを進められたようです。次のプロジェクトでも、この経験を活かしていけるでしょうか? お楽しみに!