社内イベントの3つの目的

 ここまで、「One Event, Multi Purpose / Multi Purpose, One Event」双方での使い方を見てきましたが、ここで社内イベントをどのような目的で使うことができるのか、まとめてみたいと思います。

(1)Sharing:情報・メッセージのシェア、感情のシェア
主催者が伝えたい情報やメッセージをシェアすること。その際、その情報やメッセージを感情と共にシェアすることで、強く印象・記憶に残すことができます。そのためには伝えたい情報やメッセージを出来る限り絞り込んで、効果的な演出と共に発信することが重要です。また、主催者⇔参加者へのシェアだけでなく、参加者同士の受け取り方・共感のシェアを促すことは、深い理解や次の行動に繋がる動力源となります。昔から至る所で実施されている決起集会のようなイベントをイメージしていただければ分かりやすいと思います。

(2)Building:相互理解・信頼関係の構築、チームビルディング
組織の基本は機能分化・役割分担です。つまり、同じ組織に所属していても、相手の仕事やパーソナリティを知らないまま、というメンバーは必然的に存在し、また組織の拡大成長と共に増えていきます。だからこそ、一堂に会するイベントの目的として、他の仕事やパーソナリティを知り、相互理解や信頼関係を築く機会とすることは非常に効果的です。さらに一歩進めて、お互いの共通の目的を確認したり、同じ釜の飯を食べる仲間であることを確認する機会などを通じてチームビルディングを行うことも可能です。

(3)Promoting : モチベーションUP、ロイヤリティUP
日常業務に追われていると人は目の前のことだけに捉われてしまい、視野狭窄や目的喪失になりモチベーションを下げてしまいます。イベントは、日常に意図的に節目を入れ、意識や思考を本来の目的や未来に向けることで、モチベーションをUPする機会として活用することができます。また主催者側・会社側が、イベントを通じて参加者に日頃伝えられないメッセージや期待を伝えたり、イベントの企画・演出を通じてその姿勢を見せることで、ロヤイリティを高める機会として活用することができます。