活き活きと働ける会社への第一歩は「オフィス改革」から

 大貫氏の講演の後、活発な質疑応答が行われた。同講演には明豊ファシリティワークスの坂田明社長も列座していたため、創業の経緯や社名にこめた思いなどに関する質問も飛び出した。ちなみに「明豊」は「明るく豊かな会社にしよう」という思いが込められているそうだ。

 人がビジネスのカギを握る同社ビジネス。

「どういうバックグラウンドの人材が多いのか」

 この質問に対して、坂田社長は

「当社には一級建築士が約50人いるなど、建設業に関する何らかの資格を有している社員が多数いる。しかしプロジェクトマネジメントの仕事は、資格を持っているからといってできるわけではない。PMができる人、できない人、教えてもらうとできる人という3種類に分け、できる人をアサインしていくだけ。手ごたえのある人は自分の力で育っていく。そういう仕組みを私たちは用意している」

と答えた。また、

「失敗をしないような情報を共有する仕組みがあれば教えてほしい」

という質問に対しては、大貫氏が

「当社品質コスト管理部の評価や顧客の評価などすべて含めて、ノーサイドミーティングを開き、記録に残している」
と答えた。

 明豊ファシリティワークスの社員が、活き活きと働けるのには、このようなさまざまな仕組みが用意しているから。活き活きと働ける会社にする第一歩は、オフィス改革から始まるのかもしれない。