次に、各企業・組織で導入している通信研修の役立ち度について以下の設問から尋ねました。

1.業務上必要な基本的な知識の習得
2.期待される役割の理解
3.仕事に直結したスキルの習得
4.学習に対する取り組み姿勢の向上
5.経営的な考え方、ものの見方の習得
6.従業員の仕事に対するやる気の向上

[画像のクリックで拡大表示]

 「役に立った」、「ある程度役に立った」の肯定的回答の合計割合が高いのは、

1.業務上必要な基本的な知識の獲得:71.1%
3.仕事に直結したスキルの習得:67.0%

の順でした。通信研修を通じた知識・スキル習得への効果性が認識されているようです。

 次に、企業の属性ごとに、4段階評価の平均値をもとに、通信研修の効果性をどのように認識しているのかを確認します。この設問は4段階評価(「期待した効果がまったく出ていない」=1ポイント、「期待した効果があまり出ていない」=2ポイント、「期待した効果がある程度出ている」=3ポイント、「期待した効果が十分に出ている」=4ポイント)を用いています。全回答を加重平均して、平均値を比較しました。値は1~4の間なので、中央値が2.5になります。2.5を上回れば肯定的、2.5を下回れば否定的な傾向であるといえます。

 回答状況については以下の通りです。

[画像のクリックで拡大表示]

 クロス集計結果から、次のことが分かりました。全体平均で比較しても、肯定的回答割合同様、

1.業務上必要な基本的な知識の獲得:2.8
3.仕事に直結したスキルの習得:2.7

が高い結果となりました。

 企業の属性ごとのクロス集計では、「1.業務上必要な知識の習得」について、300~499人規模ならびに500~999人規模が相対的に低いこと以外は、全般的に、属性ごとの平均は全体平均と大差ない結果となりました。