ところで、皆さんは、
「素晴らしいトレーニングをすること」と
「トレーニングから素晴らしい結果を得ること」
とどちらを大事に捉えるか?

 戦略上のミッションを踏まえるならば、もちろん後者である。しかしながら、実際には、前者にウエイトを置いているL&D部門が多いのではないだろうか。

学びを仕事に生かす割合を8割にするために

 「なぜ、学んだことを仕事に生かせていないのか?」この理由を調査したところ、研修受講前の職場の問題、研修受講後の職場の問題が浮かび上がった。研修内容そのものに対する問題は、全体の5%程度だった。

 研修受講前の職場の問題は以下の3点
①リーダーの理解不足(どんな学びがあり、仕事に生かせる可能性があるのか)。
②マネジャーが学び(研修)の必要性を感じていない。
③送り出し側(職場)の研修に対する期待がない(「行ってもいいよ」)。

 研修受講後の職場の問題
①マネジャーがトレーニングの成果を生かす場を提供していない。
②全体として学びの実践を義務づけていない。

 学び(研修)と職場に乖離があることが判明した。そこで「ハイインパクトラーニング」を考案し、展開することにした。