ハイインパクトラーニング

 学び(研修)と職場に乖離があることが、学びを実務に生かせていない理由であることが判明したので、研修前と研修後をしっかり学び(研修)と結びつけるため、以下のような順番で「インパクトMAP」を作成することにした。

①研修前「職場でのミーティングの実施」→インパクトMAPの作成
・なぜ、トレーニングで学ぶ必要があるのか。
・学んだ後、学んだことをどう生かすのか。
②eラーニングで事前学習
・基本的な事項は、eラーニングで習得する。
③第1回ワークショップに参加
・受講後「インパクトMAP」にアクションプランを記入。
④実務での実践
⑤第2回ワークショップに参加
・受講後「インパクトMAP」にアクションプランを記入。
⑥実務での実践
上長は、研修前のミーティング段階から受講後まで継続的にコーチングを実施する。

 さて、研修前と研修後にインパクトMAPを作成し、上長と会話をするというのは、かなりの労力である。
「こんなことはできない!」「現実的でない!」と思った人がいるだろう。ハイインパクトラーニングを導入した企業も最初は同じように「理想的だが、現実的でない」と考えた。

 「だからしない」のか、「賛同を得られる人からやっていく」のか、この違いは大きい。現にハイインパクトラーニングの導入企業も最初は、少しの職場しか実践していない。しかし、繰り返し実施していると、少し実施する部署が増えてくる。さらに続けていると、いつかは「皆がやる」ことにつながる。

 一夜で変わることを望まずに、徐々に変化する覚悟で取り組んでいくことで、「学びを仕事に生かす割合を8割」に変化させることができる。