井上 俊明
日経BPビジョナリー経営研究所主任研究員、日経トップリーダー編集委員

 今年も、企業の人事・組織戦略・人材関連サービスのための専門イベント、「ヒューマンキャピタル」が、6月8〜10日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される。セミナー「健康経営EXPO(ストレスチェック/メンタルヘルス)」や、36社を数える関係企業・団体の出展など、健康経営に関心のある人に役立つ内容が盛りだくさんだ。5月24日時点の情報からその見所・聞き所を紹介しよう。

健康経営を「掛け声に終わらせない」ポイントを提示

 セミナーの目玉の1つが、「日経BP健康経営フォーラム」Day(10日13時〜15時45分)。ミナケア社長の山本雄士氏の実務講演に続き、投資に対する効果を弾き出す「スコア化」と少ないリソースを生かすための外部との「連携」を実現するために、東京海上グループ、ファンケル、日通システムが、それぞれソリューションを紹介。終了後には交流会も開催され、情報を交換し親睦を深めることができる。

 このセッションの直前に行われる、健康経営研究会理事長の岡田邦夫氏の講演(10日11時半〜12時半、テーマ「健康経営のすすめ〜企業価値と健康度を高める企業戦略」)と併せて聴講すれば、ミクロ・マクロの両面で有意義なヒントが得られるだろう。

 昨年12月に義務付けられたストレスチェック制度に関するセミナーも複数開催される。(ナレッジコンスタント:9日14時10分〜50分、富士電機:同日14時30分〜50分、10日15時30分〜50分)。今年秋に第1回目のストレスチェックの実施を控えている企業にとっては、直ちに役に立つはずだ。

 そのほか、電通国際情報サービスの担当者らが話す「最新データサイエンスによる、健康経営・エンゲージメント強化のソリューションご紹介」と題したセミナーも「健康経営EXPO」の中で行われる(8日16時10分〜50分)。