次世代住宅の提案イメージ

(1) 高齢者・障がい者等の自立支援【安全・安心、快適】

 高齢者や障がい者等にとって、プライバシーが確保されつつ、自立的な日常生活(建具等の自動開閉、移動支援、自力での入浴や排泄)を可能とする住宅や、災害時の自立的な避難(災害情報の通知、避難のための経路確保・移動支援)を可能とする住宅・サービスの実現

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  • 認知症の方に対して訪問介護・看護の担当者が訪問した際に、家族不在でも玄関を解錠し、サービスが受けられる仕組み(スマートロック+ドアホン+顔認証・通知サービス)
  • 宅内の移動装置(ガイドレール付き自走式車いすや天井から吊り下ろした移動用シート)と自動又は容易に開閉可能な建具により、自身でトイレに行き排泄できたり、浴室に行き入浴できる、自動制御または遠隔操作により開閉可能な開口部建具のある住宅
(イラスト:勝田 登司夫)

(2) 健康管理の支援【安全・安心、快適】

 高齢者等にとって、プライバシーが確保されつつ、病気の早期発見を可能とし、なるべく長く健康かつ自立的な生活を送ることを可能とする住宅・サービスの実現

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  • バイタルデータを取得するセンサー類を使って健康管理をしながら、室内の温度などを自動でコントロールすることで熱中症などを防ぐ仕組み
(イラスト:勝田 登司夫)

(3) 防犯対策の充実【安全・安心】

 居住者の個人情報・プライバシーが確保されつつ、子どもをはじめとする居住者の安全・安心の確保を可能とする住宅・サービスの実現

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  • 子どもが玄関ドアを開けようとした際に、画像識別により、玄関周りに家族以外の者の存在を認めた場合は両親のスマホや警備会社等に通報する仕組み
  • マンションの階段や駐輪場など、人目につかない場所で人が一定時間滞在している場合には管理人室等に連絡が入る仕組み(出入口にセンサー+画像識別を設置して人数をカウント)
(イラスト:勝田 登司夫)

(4) 家事負担の軽減、時間短縮【安全・安心、生産性の向上】

 住宅のレイアウト変更や掃除、メンテナンスの容易性を前提とし、子どもにとっての安全性にも配慮して、家事負担(子どもの見守りを含む)の軽減を可能とする住宅・サービスの実現

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  • マンションにおいて、ロボットが位置等を識別できるようにしておくことで、ゴミ集積場所にゴミを自動で運搬する仕組み
  • 洗濯物の屋外干しニーズへの対応として、雨が降ってきたら自動で屋内に、晴れてきたら自動で屋外に干す機能をもつ住宅
(イラスト:勝田 登司夫)

(5) コミュニティの維持・形成【安全・安心】

 居住者の個人情報・プライバシーが確保されつつ、高齢者等が地域のサポートや繋がりといった共助を得られる仕組みや、マンション居住者同士でのサポートや繋がりといった共助が促される住宅・サービスの実現

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  • マンションの個々の居住者が所有する、たまにしか使わないが意外に場所をとるものをまとめて保管し、居住者同士で貸し借りできるSNSを用いた仕組み
(イラスト:勝田 登司夫)

(6) 物流効率化への貢献【生産性の向上】

 住宅のセキュリティや居住者のプライバシーを確保しつつ、不在再配達の削減を可能とする住宅・サービスの実現

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  • 防犯カメラ、スマートロック、インナードアを組み合わせることにより、玄関スペースを宅配ボックスとして利用し、冷蔵冷凍品の受け取りも可能なボックスの設置
(イラスト:勝田 登司夫)

(7) その他

 上記以外のものであっても、安全・安心の向上や省エネ化・省資源化、健康の増進、外部不経済の排除、利便性の向上等に資するものについては公募の対象とし、住宅や住生活の質の向上について、モデル性、先導性が高いと評価されれば、補助の対象とします。

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  • 賃貸住宅において、設備機器や建具等についてセンシングを行うことにより、故障・不具合の発生の早期把握・補修の実施や予防的な取り替え等への展開
  • 共同住宅において、定期報告対象部分のセンシング(特にエレベーター、地震時の自己診断による自動復帰等)

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