ファッションブランドで途上国の経済自立を目指す

Vol.07 山口絵理子氏マザーハウス代表取締役社長兼チーフデザイナー

ジャンルを問わず、世の中に新しい価値を創出したDisruptive Innovator(ディスラプティブ・イノベーター:破壊的創造者)の生の声をお伝えするインタビューコラム「Disruptive Innovators Talks ~新たな価値の創造者たち~」。第7回は、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」をミッションに成長をつづけるファッションブランド、マザーマウスを創業した山口絵理子氏が登場します。先進国の多くのアパレル企業が「下請け」あるいは「社会貢献」としてしか考えてこなかった途上国とのビジネスシーンにおいて、山口氏は現地の素材を見出し、現地で生産し、デザインと品質を磨くことで、従来の枠組みを超えた高付加価値ビジネスを途上国で創造・確立しました。マザーハウスは、当時24歳だった山口氏がたった一人で立ち上げたバングラデシュの工場からスタートしました。今では、途上国6か国に生産拠点を持ち、日本国内36店舗、台湾6店舗、香港2店舗、シンガポール2店舗、フランス1店舗(2020年09月時点)で販売を展開するまでに成長しています。今年7月には、使わなくなった自社製品を回収・解体して新たな商品に仕立て直す「ソーシャルビンテージ」をスタート。さらなるサステナブルな製造小売りサイクルの確立に挑んでいます。

2020.10.05