日経BP総研が運営するウェブサイト「新・公民連携最前線」は、働く世代を対象に調査を実施し、「シティブランド・ランキング―住みよい街2019―」のTOP200をまとめた。全国の20~60代のビジネスパーソン2万2466人が、実際に自分が住んでいる自治体の「住みよさ」を評価した。その結果、ビジネスパーソンが「住みよい街」(全国の市および東京23区)の総合ランキング第1位は文京区(東京都)で、第2位は西宮市(兵庫県)、第3位は府中市(東京都)だった。

 今回の調査では、全国のビジネスパーソン(有職者=働く世代)を対象に、実際に住んでいる/直近で住んでいた街(全国の市および東京23区)に対する「住みよさ」についてインターネット調査を実施。その結果をもとに、「シティブランド・ランキング―住みよい街2019―」のランキングを作成した。2万2466人のビジネスパーソン(有職者=働く世代)から有効回答を得た。

 ランキングの作成に際しては、「安心・安全」「快適な暮らし」「生活の利便性」「生活インフラ」「医療・介護」「子育て」「自治体の運営」「街の活力」の8分野、合計38の評価項目について調査・集計。現在の居住者と直近5年以内の居住者による回答者の合計が20人以上となる341市区のデータを基にした。

 今回は、その総合ランキングとなる全国TOP200の市区を掲載。併せて、全国を「北海道・東北(1道6県)」「関東(1都6県)」「中部(甲信越・北陸・東海の10県)」「近畿(2府4県)」「中国・四国(9県)」「九州・沖縄(8県)」の6つのエリアに分け、エリア別のランキングを紹介する。

2位は西宮市、3位は府中市

 総合ランキングの第1位は文京区(東京都)で、これに西宮市(兵庫県)が第2位、府中市(東京都)が第3位で続いた。評価対象の8分野における文京区の結果を見ると、いずれの分野でもトップではない。ただし、すべての分野でまんべんなく高い評価を得たことが第1位につながった。

総合ランキングのTOP10を都道府県別に見ると、東京都が5市区と半数を占め、兵庫県と千葉県が2市、福岡県が1市だった。

 8分野でそれぞれトップの評価を得たのは、「安心・安全」と「快適な暮らし」が印西市(千葉県)、「生活の利便性」が尼崎市(兵庫県)、「生活インフラ」が千代田区(東京都)、「医療・介護」が久留米市(福岡県)、「子育て」がつくば市(茨城県)、「自治体の運営」が港区(東京都)、「街の活力」が西宮市(兵庫県)だった。

 次ページから、総合ランキング1位からのTOP200を具体的に見ていく。TOP200に入った202市区(200位が同率3市のため)のうち、関東エリアからは78市区が、近畿エリアからは35市が、中部エリアからは45市がランクインした。ほかのエリアはそれぞれ、九州・沖縄エリア20市、中国・四国エリア13市、北海道・東北エリア11市となった(調査概要とランキングの対象となった341自治体一覧はこちらへ)。

●「シティブランド・ランキング ―住みよい街2019―」総合TOP10
総合順位自治体名(都道府県名)総合スコアサンプル数
1文京区(東京都)73.4187
2西宮市(兵庫県)72.7164
3府中市(東京都)71.898
4印西市(千葉県)71.030
5浦安市(千葉県)70.498
6武蔵野市(東京都)70.3101
7千代田区(東京都)70.165
8港区(東京都)69.7183
9芦屋市(兵庫県)69.247
10福岡市(福岡県)68.5777

※総合スコアの数値は偏差値(資料:新・公民連携最前線)