総務省が毎年7月に公表している「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」のデータを基に、2014年から2019年の5年間の老年(65歳以上)の3区分による人口増減率ランキングをお届けする。前年と比較したランキング(人口増減率ランキング2019)では、直近の人口の動きが見て取れる一方、突発的な要因で上位に食い込む自治体が出てくる。これに対し、5年間の増減率を見ることで、長期にわたって人口増加の勢いを維持している自治体を浮き彫りにするのが、このランキングの狙いだ。老年人口増減率ランキングの1位は、茨城県守谷市だった。全国TOP50のほか、人口規模別や都道府県のランキングも併せてお伝えする。

 65歳以上の老年人口の5年間の増減率をランキングした。1位は守谷市(増減率32.02%)、2位は千葉県印西市(同31.81%)、3位は宮城県富谷市(2014年は富谷町、同30.86%)だった。

 政令指定都市では、すべての自治体で老年人口が増加していた。1位は札幌市(増減率18.98%)、2位は福岡市(同18.24%)、3位は仙台市(同16.75%)だった。札幌市の老年人口増加数は5年間で8万人を超えている。

 「増減数」を基準にしたランキング(TOP50)も掲載している。1位は鹿児島市、2位は大分市、3位は東京都八王子市だった。鹿児島市の5年間の老年人口増加数は2万784人。総人口、年少人口、生産年齢の増減数ランキングで上位を占めた東京23区の自治体は、老年人口増減数ランキングでは15位の世田谷区が最も上位だった。

老年人口増減率ランキング2014-19 全国TOP50
順位
(総人口増減率全国順位)
市区町村
(都道府県)
老年人口
(2019住基)
増減率
(5年間)
増減数
(5年間)
総人口
(2019住基)
1(82) 守谷市(茨城県) 14,889 32.02 3,611 67,634
2(19) 印西市(千葉県) 22,335 31.81 5,390 101,299
3(181) 富谷市(宮城県)
(2014年は富谷町)
10,303 30.86 2,430 52,569
4(57) 豊見城市(沖縄県) 11,621 29.31 2,634 64,436
5(28) 南風原町(沖縄県) 6,944 28.97 1,560 39,348
6(4) 新宮町(福岡県) 5,846 28.03 1,280 32,930
7(399) 西原町(沖縄県) 7,153 28.01 1,565 35,322
8(1097) 栄町(千葉県) 7,474 28.00 1,635 20,773
9(43) 与那原町(沖縄県) 3,818 27.74 829 19,810
10(366) 利府町(宮城県) 8,006 27.55 1,729 36,168
11(213) 藍住町(徳島県) 8,362 27.47 1,802 35,233
12(609) 三田市(兵庫県) 26,658 26.66 5,611 112,806
13(8) 中城村(沖縄県) 3,969 26.56 833 21,284
14(23) 八重瀬町(沖縄県) 6,459 26.13 1,338 31,338
15(1229) 青ヶ島村(東京都) 29 26.09 6 159
16(369) 滝沢市(岩手県) 13,333 25.46 2,706 55,288
17(367) 富里市(千葉県) 13,468 25.42 2,730 50,201
18(152) 糸満市(沖縄県) 12,538 25.32 2,533 61,811
19(495) 札幌市清田区(北海道) 32,055 25.25 6,462 114,447
20(557) 野木町(栃木県) 7,760 24.88 1,546 25,633
21(377) 浦添市(沖縄県) 21,778 24.60 4,300 114,531
22(338) 札幌市手稲区(北海道) 42,272 24.54 8,329 142,130
23(402) 鶴ヶ島市(埼玉県) 19,301 24.13 3,752 70,144
24(607) 玉村町(群馬県) 8,758 23.91 1,690 36,489
25(226) 白井市(千葉県) 16,248 23.85 3,129 63,723
26(106) 浦安市(千葉県) 29,016 23.46 5,514 169,443
27(38) 菊陽町(熊本県) 8,473 23.46 1,610 41,976
28(375) 湖南市(滋賀県) 12,894 23.40 2,445 55,053
29(311) 岩出市(和歌山県) 12,096 23.10 2,270 53,908
30(232) 北谷町(沖縄県) 5,666 23.09 1,063 29,097
31(583) 宇美町(福岡県) 9,879 23.09 1,853 37,303
32(411) 東員町(三重県) 7,463 23.07 1,399 25,696
33(1,042) 東村(沖縄県) 599 23.00 112 1,805
34(53) 吉川市(埼玉県) 16,787 22.96 3,135 72,891
35(341) 御蔵島村(東京都) 59 22.92 11 317
36(594) 仙台市泉区(宮城県) 54,976 22.85 10,225 213,823
37(693) 神戸市西区(兵庫県) 62,794 22.79 11,653 243,733
38(172) 宜野湾市(沖縄県) 18,513 22.63 3,416 98,689
39(204) 沖縄市(沖縄県) 28,087 22.43 5,146 142,217
40(320) 那珂川市(福岡県)
(2014年は那珂川町)
11,295 22.29 2,059 50,420
41(306) 読谷村(沖縄県) 8,602 22.27 1,567 41,446
42(45) 木津川市(京都府) 18,543 22.09 3,355 77,188
43(11) 長久手市(愛知県) 9,530 22.09 1,724 58,452
44(792) 名張市(三重県) 25,186 22.05 4,550 78,896
45(315) 古賀市(福岡県) 15,227 22.00 2,746 59,151
46(221) 名護市(沖縄県) 13,564 21.89 2,436 63,161
47(357) 精華町(京都府) 8,843 21.84 1,585 37,466
48(638) 猪名川町(兵庫県) 8,852 21.78 1,583 31,278
49(561) 上里町(埼玉県) 8,155 21.73 1,456 31,138
50(260) 筑紫野市(福岡県) 25,678 21.61 4,563 103,853

表の見方とランキング算出方法

  • ■表の見方
    • 人口(2019住基)
      • 「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成31年1月1日現在)」(総務省)より。表データはすべてこのデータに基づく。
    • 年齢区分
      • 年少人口(15歳未満)
      • 生産年齢人口(15歳以上65歳未満)
      • 老年人口(65歳以上)
    • 増減率
      • 上記の2019年1月1日現在の人口を、「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成26年1月1日現在)」(総務省)に基づく2014年1月1日時点の人口と比較した。計算式は、(2019年1月1日時点の人口数-2014年1月1日時点の人口数)÷2014年1月1日時点の人口数×100
    • 増減数
      • 2019年1月1日時点の人口数-2014年1月1日時点の人口数
  • ■ランキング算出方法
    • 上記の「増減率」を「人口増減率」としてランキング化。政令指定都市は行政区単位で集計した。政令指定都市については、別途参考ランキングを掲載。

ランキングINDEX


ランキングINDEXに戻る