日経BP 総合研究所が運営するウェブサイト「新・公民連携最前線」は、ビジネスパーソン(有職者=働く世代)を対象に調査を実施し、「シティブランド・ランキング―住みよい街2021―」のランキングをまとめた。全国の20代以上のビジネスパーソン2万4553人が、8分野・39項目について実際に自分が住んでいる自治体の「住みよさ」を評価した。その結果、ビジネスパーソンが「住みよい街」(全国の市および東京23区)の総合ランキング1位は千代田区(東京都)で、2位は武蔵野市(同)、3位は港区(同)だった。

●「シティブランド・ランキング ―住みよい街2021―」総合TOP10
総合順位 自治体名(都道府県名) 総合スコア サンプル数
1 千代田区(東京都) 70.4 102
2 武蔵野市(東京都) 69.9 139
3 港区(東京都) 67.7 295
4 野々市市(石川県) 67.6 23
5 文京区(東京都) 67.4 264
6 中央区(東京都) 67.2 254
7 守谷市(茨城県) 66.8 33
8 浦安市(千葉県) 66.7 115
8 西宮市(兵庫県) 66.7 275
10 藤沢市(神奈川県) 66.5 221

※総合スコアの数値は偏差値(資料:新・公民連携最前線)

 今回の調査では、全国のビジネスパーソン(有職者=働く世代)を対象に、実際に住んでいる/直近で住んでいた街(全国の市および東京23区)に対する「住みよさ」についてインターネット調査を実施。その結果を基に、「シティブランド・ランキング―住みよい街2021―」のランキングを作成した。2万4553人のビジネスパーソン(有職者=働く世代)から有効回答を得た。

 ランキングの作成に際しては、「安心・安全」「快適な暮らし」「生活の利便性」「生活インフラ」「医療・介護」「子育て」「自治体の運営」「街の活力」の8分野、合計39の評価項目について調査・集計。現在の居住者と直近の居住者による回答者の合計が20人以上となる349市区のデータを基にした。

 今回は、その総合ランキングとなる全国TOP200の市区を掲載。併せて、全国を「北海道・東北(1道6県)」「関東(1都6県)」「中部(甲信越・北陸・東海の10県)」「近畿(2府4県)」「中国・四国(9県)」「九州・沖縄(8県)」の6つのエリアに分け、エリア別のランキングを紹介する。

TOP10の半数が東京の市区

 総合ランキングの1位は千代田区(東京都)で、2位が武蔵野市(同)、3位が港区(同)と、TOP3を都内の自治体が独占した。評価対象の8分野で見ると、千代田区は「安心・安全」と「自治体の運営」でそれぞれトップだったうえ、いずれの分野でも高い評価を得た。

 総合ランキングのTOP10を都道府県別に見ると、東京都が5市区と半数を占め、石川県、兵庫県、茨城県、千葉県、神奈川県がそれぞれ1市だった。

 「安心・安全」と「自治体の運営」を除いた6分野でトップの評価を得たのは、「快適な暮らし」が佐倉市(千葉県)、「生活の利便性」が宮崎市、「生活インフラ」が港区(東京都)、「医療・介護」が久留米市(福岡県)、「子育て」がつくば市(茨城県)だった。

 次ページから、総合ランキング1位からのTOP200を具体的に見ていく。TOP200の200市区のうち、関東エリアからは74市区が、中部エリアからは45市が、近畿エリアからは40市がランクインした。ほかのエリアはそれぞれ、九州・沖縄エリア18市、中国・四国エリア12市、北海道・東北エリア11市となった(調査概要とランキングの対象となった349自治体一覧はこちらへ)。