市民を代表する首長*の一声で物事が決まる……自治体「あるある」の1つ。

解説:改革を進めるリーダーシップか、裸の王様の独断専行か

選挙で首長が変わった直後などは特に、その「一声」でビッグプロジェクトがスタートしたり、逆に、進んでいた案件のすべてがひっくり返ったりすることがある。ただし、大山鳴動して鼠一匹、言うだけ番長になるケースも。

それは改革を進めるリーダーシップなのか、裸の王様による愚かな独断専行なのか。振り回される市民や行政職員は大変だが、成果が出れば地域が大きくかわる契機にもなる。

なお、首長が選挙公約など掲げた政策に関する案件は、「首長の肝いり案件」とも呼ばれる。現場に緊張感があり優先順位が高く扱われることが多い。また、予算も付きやすい。

■用語解説
*首長(くびちょう):行政機関、特に自治体を率いる知事や市区町村長のこと。本来は「しゅちょう」と読むが、慣習的に「くびちょう」と読まれることが多い。「しゅちょう」という呼び方は「首相」「市長」と紛らわしいため言い換えられたという説も。なお、都道府県知事、市町村長の任期は4年。選挙によって選ばれ、多選に法的な制限はない。

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