至る所でPPP(公民連携)による豊かな公共サービスが広がる未来も近い
……かもしれない!?

解説:PPPが当たり前の社会に?

PPP(Public Private Partnership:公民連携)とは、民間の資金や知恵を公共施設の整備や行政サービスに活かすことによって、財政の健全化やサービスの向上を目指す手法を幅広く捉えた概念。地域が直面する様々な課題解決の切り札として近年注目されている。成功事例を積み重ねることで、街を歩けば当たり前のようにPPPによるおしゃれな施設や豊かなサービスが広がっている未来も夢ではない。

ただし、犬も歩けば…ということわざには「積極的に出歩くとよいことがある」という意味だけでなく、「出しゃばると災難に遭う」という意味もある。行政が準備不足のまま安易にPPPに臨めば、とんだ災難が降りかかってくるかもしれない。言うまでもないことだが、この場合、とんだ目に会うのは首長や行政の担当者ではない。その地域に住む住民である。