「メガソーラービジネス」2016年5月18日付の記事より
岩手県軽米町の山本賢一町長(出所:日経BP)
岩手県軽米町の山本賢一町長(出所:日経BP)

岩手県の最北端に位置する軽米町は、人口約9800人、246km2の町域の約8割を山林原野が占める。この小さな農山村に、9サイトで合計出力382MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の計画、そして鶏糞を燃料としたバイオマス発電の建設が進む。農山漁村再エネ法を活用し、再生可能エネルギー事業の誘致に取り組んできた山本賢一町長に聞いた。

――4月27日に、出力48MWの「軽米西ソーラー発電所」の起工式が開催されました。このほかの町域での再生可能エネルギー事業の計画を教えてください。

山本町長 「軽米西ソーラー発電所」のほか、同じ事業者(レノバ=東京都千代田区)による2カ所目のメガソーラー(出力70MW)、他の事業者(スカイ・ソーラー・ジャパン=東京都千代田区)による3サイトのメガソーラー(合計85MW)については、東北電力から系統連系の承諾が得られ、建設に向けて着実に進んでいます。さらに他の事業者(ブルー・エナジー・パートナーズ=東京都品川区)が4サイトで合計出力179MWの発電事業を計画していますが、現段階では系統連系の承諾は得られていません。

 また、養鶏事業者(十文字チキンカンパニー=岩手県二戸市)によるバイオマス発電(6.25MW)については、5月中には完成の見込みです。加えて、風力発電についても、事業者から相談を受けているところです。