横須賀市とプロ野球球団の横浜DeNAベイスターズは4月27日、横須賀市長浦町に構えていたファーム(2軍)の総合練習場と選手寮を、横須賀スタジアムがある同市内の追浜公園に全面移転することで合意した。

 横須賀市とベイスターズは、ファームの移転・機能強化に関する基本協定書を締結。横須賀市が追浜公園にある既存の第2・第3野球場を廃止して、新たに総合練習場を整備する。これとともに、市が都市公園法上の管理許可をベイスターズに与えることで、同球団が20年間にわたって練習場を管理・使用する。追浜公園の一部を都市公園から外し、そこにベイスターズが選手寮を整備することも決まった。また、ベイスターズは横須賀スタジアムをファーム本拠地として、公式戦などの開催で年間100試合を限度に優先利用する。

移転後のイメージ(資料:横須賀市)
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 横須賀市と球団は、地域活性化への貢献や横須賀の野球を含めたスポーツ文化の醸成に向けて協力することでも合意した。総合練習場は、横須賀市民も一定日数を利用できるようになる。市は、廃止する追浜公園第2・第3野球場の代替として、同市佐原に硬式野球場、浦郷町のリサイクルプラザの隣接地に多目的広場(軟式野球・ソフトボールなど対応)を整備する。

 横須賀市は、総合練習場の建設に約20億円、佐原と浦郷町の代替施設に約22億円を見込んでいる。ベイスターズの総合練習場と選手寮の賃借料は、年間約1億8000万円となる予定だ。