近鉄不動産は2015年7月15日、大阪市から受託し、現在リニューアル工事中の天王寺公園(大阪市天王寺区)のエントランスエリアの愛称を「てんしば」に決定したと発表した。

 エントランスエリア「てんしば」の面積は約2万5000m2。中心に多目的に利用できる約7000m2の芝生広場を据え、周囲にはカフェ、レストラン、コンビニエンスストア、フラワーショップのほか、フットサルコートや有料の子どもの遊び場、総合ペットサービスなどのテナントを置く計画となっている。

エントランスエリア(左)と芝生広場(右)の完成予想図(資料:近鉄不動産)
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エントランスエリア(左)と芝生広場(右)の完成予想図(資料:近鉄不動産)
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エントランスエリア(左)と芝生広場(右)の完成予想図(資料:近鉄不動産)

 天王寺公園は、大阪市天王寺区茶臼山町にある市立公園で、総面積は約28万m2。園内には天王寺動物園や大阪市立美術館がある。2012年12月に大阪市と大阪府が共同で策定した「大阪都市魅力創造戦略」のなかで、天王寺・阿倍野地区の重点エリアの1つに位置付けられ、集客力の向上や新たな魅力の創出を目指している。

 大阪市は2014年1月、「天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業」の事業者募集を開始、同年12月に近畿日本鉄道(当時)に決定した。その後、同社は持株会社に移行し、事業は近鉄不動産が承継している。

 近鉄不動産は、天王寺ターミナル方面からの入口にあたるエントランスエリアとバス駐車場、および公園北東部にある茶臼山北東部エリア(約5400m2)について、整備、運営およびパークマネジメントを受け持つ。期間は2015年度から20年間。整備エリアは2015年10月1日にリニューアルオープン予定だ。

天王寺公園エントランスエリア計画平面図(左)と、整備中のエントランスエリアと茶臼山北東部エリア(右)(資料:近鉄不動産)
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天王寺公園エントランスエリア計画平面図(左)と、整備中のエントランスエリアと茶臼山北東部エリア(右)(資料:近鉄不動産)
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天王寺公園エントランスエリア計画平面図(左)と、整備中のエントランスエリアと茶臼山北東部エリア(右)(資料:近鉄不動産)

 事業計画では、エントランスエリアと同時に整備する茶臼山北東部エリアにもカフェやコンビニエンスストアを出店することになっている。また、オープンに先立ち2015年9月6日には、地域の小学生と共に、芝生広場予定地で「芝貼りイベント」を実施する。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/15/433782/071600072/