(4)公園ボランティアのリーダーによる高校の課外授業

 近隣の都立高校の課外授業の一環として、西原自然公園を維持管理するボランティアのリーダーに、課外授業の講師として登壇してもらいました。高校生にとっては人生の大先輩であり、リアルな社会活動やボランティア活動の経験から出る言葉には、多くの学びがあったようです。

 また、登壇した公園ボランティアのリーダーにとっても、未来のある若者に今までの多くの経験や社会活動、ボランティアの意義を伝えられることは貴重な経験でもあり、また嬉しいことでもあります。

講師として登壇する公園ボランティアのリーダー(写真:高井 譲)
[画像のクリックで拡大表示]

(5)ボランティアと小学校、市の連携事業 市の花「コスモス」プロジェクト

 市の花「コスモス」プロジェクトは、近隣の小学校と連携した事業です。先生が児童に「コスモスを植えなさい」と言ってやらせるのではなく、児童たちが公園や緑地、オープンガーデンを見学したり、ボランティアの話を聞いたりしながら、子供たちが自主的に取り組む機運を盛り上げるのが特徴です。

 まず、みどり公園課の職員が学校に赴き「公園とみどり&ボランティア活動について」をテーマにした出前講座など行います。その際に職員から、市の花「コスモス」プロジェクトについて提案すると、児童たちは進んで協力を申し出てくれました。

 当日は、高齢者中心の公園ボランティアの指導の下、児童たち全員が一生懸命に取り組みました。主人公は児童であり、指導する公園ボランティアです。行政はサポートに徹しました。

 ちょうど公園ボランティアのメンバーの孫が、児童として参加していました。前段で実施した学校での説明では、ボランティアでもある祖母が檀上から講師として草花のことを説明します。孫は、きっと祖母の素晴らしい一面を見たことでしょう。

 このように児童たちとボランティアとの様々な交流の中で、このプロジェクトを通じて、小さいながらも様々なドラマが生まれました。このプロジェクトでは、中心となって活躍した児童も満足していましたが、子供たちを指導した公園ボランティアもとても充実した時間を過ごしたことでしょう。

市の花「コスモス」プロジェクトでは、公園ボランティアと児童が協力してコスモスを植える(写真:高井 譲)
[画像のクリックで拡大表示]
市の花「コスモス」プロジェクトの様子(写真:高井 譲)
[画像のクリックで拡大表示]