2位・印西市――30~40代の子育て世代が増加

2位の千葉県印西市(地図作成:TSTJ.inc)
2位の千葉県印西市(地図作成:TSTJ.inc)
[画像のクリックで拡大表示]

 2位は、千葉県印西市。人口は2015年1月時点で前年同月比0.41%、16年1月時点で同1.41%、17年1月時点で同2.34%と、右肩上がりに増え続けた。この3年間の人口増加の勢い指数は0.97と、1に迫る。

 印西と言えば、北総線沿線に広がる千葉ニュータウン(写真2)を抱える自治体。ここで1984年に入居が始まったことから、以降、県全体に比べ高い比率で人口が増え続けてきた。人口増加の傾向は、いまなお続く。その理由は、大きく2点ある。住宅の供給力の高さと、立地の良さだ。

写真2:千葉ニュータウンの一角、北総線千葉ニュータウン中央駅付近。駅舎は右手前に位置する。左手にはイオンモール千葉ニュータウンが立地。右手には業務エリアが広がる(写真:印西市)
写真2:千葉ニュータウンの一角、北総線千葉ニュータウン中央駅付近。駅舎は右手前に位置する。左手にはイオンモール千葉ニュータウンが立地。右手には業務エリアが広がる(写真:印西市)
[画像のクリックで拡大表示]

 印西市企画政策課によると「デベロッパーが千葉ニュータウン内と同程度の規模で住宅用地を仕入れられる場所は、東京圏ではほかにないと聞く」という。そして、供給される住宅に入居する層がいる。市企画政策課では「入居者は30~40代の子育て世代が中心。東京・日本橋まで40分ほどという交通の便の良さが評価されている」とみる。

 ただこの先、千葉ニュータウンへの入居が落ち着く2020~25年をピークに人口は減少に転じる見通し。市では移住・定住の促進や人口減を補う交流人口の増加を目指し、シティーセールスを通じた知名度の向上に取り組む。市企画政策課では「昨年度、シティーセールスの基本方針を立てた。今年度はそれを基に実施計画を策定する」と話す。


■人口増加の勢いがある自治体2015-17
1~50位51~100位101~150位151~200位201~250位251~308位