成熟した街に必要な機能を公民連携で整備

――「次世代郊外まちづくり」の具体的な取り組みを一つ紹介してください。

 横浜市青葉区にある地域利便施設「CO-NIWAたまプラーザ」はワークショップでの議論を経て建設され、完成後のまちづくり事業として当社が関わっている事例のひとつです。

 「CO-NIWAたまプラーザ」は、集合住宅「ドレッセWISEたまプラーザ」の低層部に整備しています。歩いて暮らせる生活圏の中に、暮らしに必要な機能を集約するまちづくりの考え方「コミュニティ・リビング」を実践する地域利便施設です。コミュニティ・カフェや保育園・学童保育、コワーキングスペースのほか貫通広場や共用スペースなどを備えています。成熟した街には、こうした機能があるとより暮らしやすくなると考えて設置しました。加えて、この施設を活動拠点にしたエリアマネジメント団体も設立しました。

 このエリアマネジメント団体、「一般社団法人ドレッセWISEたまプラーザエリアマネジメンツ」の構成員は「CO-NIWAたまプラーザ」の入居テナント、ドレッセWISEたまプラーザ管理組合、事務局を担う当社です。各テナントの個性や得意分野・ノウハウを生かしたエリアマネジメント活動を企画・運営することで、各機能の連携による相乗効果を創出し、多様な世代や多様な住民の交流によるコミュニティ形成を促進することを目指しています。

地域利便施設「CO-NIWAたまプラーザ」は、集合住宅「ドレッセWISEたまプラーザ」の低層部に整備している(資料:東京急行電鉄)
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「CO-NIWAたまプラーザ」の外観。右は入り口付近(写真:加藤 康)
「CO-NIWAたまプラーザ」の貫通広場や歩行者用通路などで2018年10月に開催したハロウィンイベントの様子。近隣の商店会などと連携して、地域住民がエリア全体を回遊するようなイベントとした(資料:東京急行電鉄)
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