「皆さんの生活を大きく変える手段だ」

 社会の劇的な変化に対応するためにもデジタル活用が欠かせないとの持論を披露した。「消費者、働き方、地方、自然環境、国際秩序が大きく変わっている。多様化し複雑化する様々な要請に対応していかないといけない。その基盤がデジタルだ。デジタルは社会を大きく変える原動力になる。個人、企業、政府の新しい可能性が開かれる。ものすごくすばらしいものだ」。石倉氏はこう力を込めた。

 国民一人ひとりがデジタル化の可能性について考えることが前進につながるとの見方も示した。「デジタル化って、ちょっと難しいと感じる人もいるでしょう。でもみなさんの生活を大きく変えるための手段だということをわかってもらいたい。デジタルは、世界を大きく変える、ものすごいポテンシャルがある。『私にとっての新しい可能性ってどういうことなんだろう、何ができるんだろう』と考えてもらって、そのためにデジタルをどう使うかを考えてもらえるとうれしく思う」(石倉氏)。

 デジタル立国ニッポン戦略会議は新型コロナウイルス感染収束後の新たな時代を見据え、デジタル技術を前提に社会のルールや政策、企業活動をゼロベースで見直すことによって、国民一人ひとりの生活と暮らしを一段と豊かにするための方策を考えるオンラインセミナーだ。