※「メガソーラービジネス」2020年4月3日付の記事より
2019年9月9日に関東地方を直撃した台風15号では、千葉県の広範囲が大規模な停電に陥った。同県東部に位置する睦沢町でも、一時的に町の全域が停電した。町域すべてが復旧したのは11日になり、町民の多くが3日間、電気のない生活を余儀なくされた。
そんななか、町内に建設されていた「むつざわスマートウェルネスタウン」にある道の駅と隣接する住宅には、9日の夜、停電で町内が暗闇に包まれるなか、照明が灯っていた。翌10日からは、周辺住民に温水シャワーを無料で提供し、延べ800人が利用するなど、災害復旧に大きく貢献した(図1)(図2)。