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復興庁舎に交流スペースとカフェを設置、南三陸町

カフェは地元NPOが運営、課題は活性化に向けた企画の充実

守山久子=ライター【2018.9.10】

東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町の復興が進んでいる。2017年9月に業務開始した新庁舎もその一つ。ここに、地域のNPOが運営する「マチドマカフェ」がある。町は、当初目指した一般営業の店の誘致こそ断念したが、有人カフェの実現にこだわった。新庁舎の交流スペース「マチドマ」と合わせ、利用促進に向けた活性化が今後の課題だ。

 宮城県南三陸町庁舎の1階入り口周りには、約330m2の交流スペース「マチドマ」が広がっている。町民と行政の協働の場として位置づけられた空間で、普段は四角いテーブル席を並べて来庁者が自由に使えるようになっている。その一画で、小さなカフェが営業する。特定非営利活動法人(NPO)びば!!南三陸が運営する「マチドマカフェ」だ。

 大きな窓辺に沿って2人掛けのテーブルが6つ置かれ、厨房のカウンターと商品ディスプレイの棚が横に続く。売りは、東ティモール産のフェアトレードの豆を使った本格的なコーヒーだ。しかもホットコーヒーが100円、アイスコーヒーが150円というお手頃価格。昼用のパンなども販売している。

 町の職員が休憩時に買いに来たり、町議会の開催時に議場へ届けたりといった庁舎関係の利用が中心だが、一般の町民も一休みに訪れる。「町の将来を見据えて、1つの起爆剤となるようにと考えて出店した。従来の役場とは一味違う、町民が気軽に集える場を提供していきたい」とびば!!南三陸の勝倉彌司夫(やすお)理事長は語る。

南三陸町庁舎1階のマチドマカフェ(写真:守山 久子)
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庁舎1階の入り口周りに広がるマチドマ。役場の町民窓口となるスペースがマチドマの奥に続く。建物の内外には、FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)認証を得た南三陸スギを多く使用した(写真:守山 久子)
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