民間のノウハウで賑わい創出、収益は維持管理などに活用

 NREG東芝不動産は、東京都から舟運の活性化と地域の賑わい創出を命題として提示されたのを受けて、「ただ船の乗り降りをするだけの場所ではなく、この場所自体が目的地となりうるようなターミナル施設を作る」として計画を検討した。

 2階建ての建物の1階に船客待合所とバーベキューが楽しめるテラス席付きのカフェ/レストランを、2階にはパーティーやイベントでの貸し切り利用も可能なバー/レストランを整備した。また、人々が集える場所として芝生の広場を設けている。建物の形状は、三角屋根の倉庫群をモチーフにした。地域の歴史や周囲との調和を意識したという。

1階には約190席(店内 94席、テラス 100席)のレストラン&カフェ「BESIDE SEASIDE(ビサイドシーサイド)」。運営事業者はバルニバービ。芝生広場でヨガ企画なども開催している(写真:日経BP総研)
1階には約190席(店内 94席、テラス 100席)のレストラン&カフェ「BESIDE SEASIDE(ビサイドシーサイド)」。運営事業者はバルニバービ。芝生広場でヨガ企画なども開催している(写真:日経BP総研)
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土日祝日はオールデイ・ダイニングとうたい、朝7時30分からオープン(写真:NREG東芝不動産)
土日祝日はオールデイ・ダイニングとうたい、朝7時30分からオープン(写真:NREG東芝不動産)
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予約(4人以上)すればバーベキューも楽しめる(写真:赤坂 麻実)
予約(4人以上)すればバーベキューも楽しめる(写真:赤坂 麻実)
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桟橋を間近に望むテラス席(写真:赤坂 麻実)
桟橋を間近に望むテラス席(写真:赤坂 麻実)
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ホットドッグなど一部メニューはテイクアウトにも対応(写真:赤坂 麻実)
ホットドッグなど一部メニューはテイクアウトにも対応(写真:赤坂 麻実)
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2階にはマルチキュイジーヌレストラン「BERTH ONE(バースワン)」。全118席(店内 86席、テラス 32席)。パーティなど貸し切り利用も想定。運営事業者はスター・メイカー・ジャパン(写真:日経BP総研)
2階にはマルチキュイジーヌレストラン「BERTH ONE(バースワン)」。全118席(店内 86席、テラス 32席)。パーティなど貸し切り利用も想定。運営事業者はスター・メイカー・ジャパン(写真:日経BP総研)
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バーカウンター。ワインや日本酒などのアルコールメニューも豊富だ(写真:赤坂 麻実)
バーカウンター。ワインや日本酒などのアルコールメニューも豊富だ(写真:赤坂 麻実)
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海を望むデッキにもテーブルが。ディナータイムは東京湾の夜景を一望できる(写真:NREG東芝不動産)
海を望むデッキにもテーブルが。ディナータイムは東京湾の夜景を一望できる(写真:NREG東芝不動産)
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桟橋側にテラス席も(写真:赤坂 麻実)
桟橋側にテラス席も(写真:赤坂 麻実)
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テラス席から海や船着き場が見える(写真:赤坂 麻実)
テラス席から海や船着き場が見える(写真:赤坂 麻実)
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 また、企画アドバイザーにRhizomatiks Architecture(ライゾマティクス・アーキテクチャー)主宰の齋藤精一氏、LeaR(リアル)代表取締役/クリエイティブ・ディレクターの小橋賢児氏を迎え、施設設計のみならず、イベント運営面も含めた企画を強化。水辺空間・舟運拠点の賑わい創出を目指す。

 芝生広場でのイベントで利益を計上した場合は、ターミナル施設の維持管理やイベント運営に充当することが協定に盛り込まれている。芝生広場での収支について、都はNREG東芝不動産から年に1回の報告を受けることになっている。