公民連携で陸海のアクセスを強化

 さらに、浜松町駅からのアクセスや周囲との回遊性を改善するため、行政協議を行い、横断歩道を移設すると共に、これまで閉鎖されていた日の出ふ頭と竹芝ふ頭を結ぶ連絡橋を耐震化して開通させた。連絡橋の耐震化は都の港湾局が工事費用約1億8800万円を負担し、連絡橋の美装化はNREG東芝不動産が手がけた。

日の出ふ頭と竹芝ふ頭をつなぐ連絡橋(写真:NREG東芝不動産)
日の出ふ頭と竹芝ふ頭をつなぐ連絡橋(写真:NREG東芝不動産)
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 東京都港湾局の担当者は「建物や照明など、雰囲気のいいものが出来上がった。開業前夜の8月2日からは連絡橋のライトアップも行われ、評判を呼んでいる。民間のノウハウを活用できてよかった。(芝浦一丁目計画や竹芝地区再開発計画といった)周辺の再開発事業が竣工すれば、日の出ふ頭を含めて、人々が回遊するようになり、舟運活性化につながるものと期待している」と話す。

建物だけでなく連絡橋(写真左奥)もライトアップ。照明デザインを手がけたのは、石井リーサ明理氏(写真:NREG東芝不動産)
建物だけでなく連絡橋(写真左奥)もライトアップ。照明デザインを手がけたのは、石井リーサ明理氏(写真:NREG東芝不動産)
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 都は、Hi-NODE前面の水域において桟橋を改修・新設した。日の出ふ頭には、従前から都が整備・運営する公共桟橋が2つあり、いずれも主に東京都観光汽船による水上バスの発着に利用されてきた。そこで、都は3つ目の桟橋を設けて、利用の間口を広げることとした。新桟橋は長さ40メートル、幅9メートルで、屋形船や小型船クルーズなど、不定期の発着に対応する(桟橋建設費は近く公表予定)。「日の出ふ頭は、利用者が年間150万人と東京港で最多。今後は不定期の就航を受け入れ、さらに利用を拡大する」(港湾局の担当者)という。

竹芝ふ頭からHi-NODEを見る。手前の桟橋は都が新設した3つ目の桟橋(写真:NREG東芝不動産)
竹芝ふ頭からHi-NODEを見る。手前の桟橋は都が新設した3つ目の桟橋(写真:NREG東芝不動産)
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Hi-NODE2階の外廊下。2階には港湾局の桟橋管理用の事務室もある(写真:赤坂 麻実)
Hi-NODE2階の外廊下。2階には港湾局の桟橋管理用の事務室もある(写真:赤坂 麻実)
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