○○できない公園から○○できる公園へ

 もう一つ、モデル2公園の大きな特徴は、これまで公園内各所に立てられていた「禁止看板」がまったく目立たなくなっていることだ。「禁止ではなく、できるを伝えるサイン」が公園入口の目立つ場所に立てられて、禁止事項は1カ所にまとめられた。公園内の看板はこの2つに集約している。

上写真は「禁止ではなく、できるを伝えるサイン」。右は禁止事項、注意事項をまとめたサイン。公園内の看板はこの2つに集約した
上写真は「禁止ではなく、できるを伝えるサイン」。右は禁止事項、注意事項をまとめたサイン。公園内の看板はこの2つに集約した
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(いずれも上り屋敷公園 写真:日経BP総研)
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(いずれも上り屋敷公園 写真:日経BP総研)
リニューアル前の上り屋敷公園。禁止看板などが無秩序に林立していた(写真:豊島区)
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リニューアル前の上り屋敷公園。禁止看板などが無秩序に林立していた(写真:豊島区)
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リニューアル前の上り屋敷公園。禁止看板などが無秩序に林立していた(写真:豊島区)
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リニューアル前の上り屋敷公園。禁止看板などが無秩序に林立していた(写真:豊島区)

 サインは、公園内で可能な活動内容を増やしていけるデザインとなっている。現状では、上り屋敷公園では、「くつろぐ」「遊ぶ」「集う」の3つが表示されている。フラットな長いベンチでくつろぎ、柔らかいボールなら未就学児は遊ぶことができる。地元住民による屋台が出店したり、パークトラックがやって来たりなどして、人々が集う――。そんな公園の姿を映し出している。住民による花壇づくりが行われた西巣鴨二丁目公園では、この3つに「育てる」という表示板が加わる。

 新しくなったモデル2公園の空間やサイン、ベンチやデッキ、屋台などのデザインは良品計画がトータルで監修している。

「禁止ではなく、できるを伝えるサイン」の部分拡大。「できること」についての表示は、住民で話し合って追加していくことができる。「育てる」は、住民が花壇の世話をしている西巣鴨二丁目公園独自の表示だ(写真:日経BP総研)
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「禁止ではなく、できるを伝えるサイン」の部分拡大。「できること」についての表示は、住民で話し合って追加していくことができる。「育てる」は、住民が花壇の世話をしている西巣鴨二丁目公園独自の表示だ(写真:日経BP総研)
■「公園でできること」の例
写真左から住民がつくった花壇(西巣鴨二丁目公園)、簡易卓球台でのピンポン、防災かまどでの焼きマシュマロは子供たちに大人気だ(上り屋敷公園)(写真:3点とも日経BP総研)
■「公園でできること」の例
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■「公園でできること」の例
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■「公園でできること」の例
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