「レトロリゾート西大芦」配置計画案(資料提供:鹿沼市)
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旧西大芦小学校の位置(資料提供:鹿沼市)
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地域密着型事業案(日用品販売と弁当宅配)の概要(資料提供:鹿沼市)
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サウンディング型市場調査から民間提案制度への移行の流れ(資料提供:鹿沼市)
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 栃木県鹿沼市は12月10日、旧西大芦小学校の利活用に向け、JM(東京都千代田区)を優先交渉権者とする協定を結んだ。

 JMの提案は「レトロリゾート西大芦」。「いちご市」を宣言した同市の果実「いちご」をテーマに、宿泊・研修・合宿・スポーツ・飲食・物販の機能を持つエリアシンボルを目指す。観光拠点としての役割と同時に、地元住民との連携事業、来訪者との交流の場としても活用する。また、セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区)、ソーラーフロンティア(東京都港区)などとの連携により、災害避難機能を強化する。さらに、市・地域住民とのコミュニケーションの場として「レトロリゾート西大芦運営協議会」を設置。ほか、地域密着型・観光客向けなど大小のイベント開催、地域住民向けの弁当宅配事業やネットショッピングによる日用品販売も実施する提案だ。

 旧西大芦小学校は東北自動車道鹿沼インターチェンジから約40分。敷地面積8613m2 で、1991年建設・鉄筋コンクリート造3階建て・延べ面積2395m2の校舎、1974年建設、2015年耐震工事・大規模改修、平屋建て鉄骨造・延べ面積458m2の体育館、ほかグランド、プールなどで構成。周辺には大芦川フォレストビレッジ、大芦川、古峯神社、古峯園など周辺の観光資源がある。

 JMの提案によれば、市はJMとLUKES(東京都港区)が設立するSPCと土地・建物の賃貸借契約を締結。SPCは維持管理・運営業務を企業などに委託する。緊急事態が発生した際は、直ちに警察、消防署、病院、市担当部署と連携し。緊急事態対応連絡会を設置するとしている。

 今後は、2019年3月末をめどに、市、事業者、地域が事業化に向けた課題解決や条件整理のための協議を行う。事業化の可否や具体的な事業内容は、協議によって決定する。関係者の合意が得られなかった場合、協定は解消される。

 旧西大芦小学校は東北自動車道鹿沼インターチェンジから約40分。敷地面積8613m2 で、1991年建設・鉄筋コンクリート造3階建て・延べ面積2395m2の校舎、1974年建設、2015年耐震工事・大規模改修、平屋建て鉄骨造・延べ面積458m2の体育館、ほかプールなどがある。

 鹿沼市の山村部に位置する旧西大芦小学校は、2018年3月末に閉校。施設の民間活用を目指し、市は同年7月下旬から8月中旬にかけてサウンディング型市場調査を実施した。現地説明会に19団体、個別対話に10団体の参加があり、4つの活用提案が示された。これらの提案について「鹿沼市公共施設等民間提案制度」に移行、同制度に基づく民間提案評価委員会を開催、JM提案の採用を決定した。

この記事のURL https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/010301008/