徳島県は、県営住宅の集約・建て替え、管理をPFI方式で行う「awaもくよんプロジェクト」の実施方針案を公表した。2021年1月12日に説明会と現場説明会を開催する。参加申し込みは1月7日まで。

事業用地(資料:徳島県)
事業用地(資料:徳島県)
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木造4階建ての新2号棟設計案(同棟の設計競技は別途実施し最優秀案を選定済み。今回のPFI事業には含まれない)(資料:徳島県)
木造4階建ての新2号棟設計案(同棟の設計競技は別途実施し最優秀案を選定済み。今回のPFI事業には含まれない)(資料:徳島県)
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 対象の新浜町団地は、1964年に整備された12棟288戸の県営住宅。2003年度から順次建て替えを進めており、すでに9棟を解体、新たに3棟(1号棟、5号棟、6号棟)を整備済みだ。残る3棟(旧10号棟、旧11号棟、旧12号棟)72戸については、入居世帯の減少を踏まえて1棟27戸に集約し、別の敷地(図の対象敷地)に木造4階建て(もくよん)の新2号棟を建設する。現在、7月に実施した設計競技の最優秀者による設計が進んでいる。

 廃止する新浜町団地の3棟と、近傍にある廃止済みの津田乾開団地(1966年建設)の敷地は、県営住宅と合わせて整備する、福祉・子育て・防災などの機能を持つ地域貢献施設に利用する計画だ。

 事業範囲は、新2号棟の設計を除く県営住宅整備事業、入居者の移転支援、完成後の県営住宅の管理(新2号棟、1号棟、5号棟、6号棟)と、地域貢献施設の整備・管理。なお、新浜町団地と津田乾開団地の既存建物については、解体または改修活用のいずれかを選択する(耐震性に欠ける津田乾開団地3号棟は解体予定)。

 事業方式は、県営住宅の整備と管理を経て、事業期間終了後に県に所有権を移転するBOT(Build Operate Transfer)方式。事業期間は2021年9月(予定)から38年3月31日まで。地域貢献施設の整備・管理は事業者の独立採算事業で、敷地の扱いなど詳細は近く公表する要求水準書案に示す。
 
 今後は、21年2月中旬に要求水準書案を公表、3月中旬に要求水準書の決定、入札公告を行い、6月上旬に提案受け付け、7月下旬に落札者を選定する予定だ。