長野県須坂市は、市民の憩いの場であり、重要な観光拠点でもある臥竜(がりゅう)公園のさらなる賑わい創出のため、サウンディング型市場調査を実施する。対象となる施設は、(1)臥竜公園(29.8ha)、(2)須坂市動物園(1.4ha)、(3)臥竜山公会堂(760m2)、(4)百々川緑地(17.3ha、提案対象外のマレットゴルフ場を含む面積)、(5)望岳公園(3.0ha、望岳グラウンド除く)の5カ所。提案の募集期間は2021年1月15日~11月30日。事前説明・現地見学会・個別対話などを、随時相談のうえ2021年8月31日までの期間に実施する予定だ。

臥竜公園。2018年度の利用者は52万人と、多くの人が訪れている(資料:須坂市)
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サウンディング調査の対象区域(資料:須坂市)
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 今回の調査は、2019年度に行った「『臥竜公園官民連携リノベーションによる活性化事業』の民間活力導入可能性調査」の結果を受けて実施する。同調査では、既存施設の管理運営について、「利用料金制による指定管理者制度とPark-PFI の併用方式による計画付きで指定管理者を公募することが望ましい」と報告されている。これに基づき、事業期間を20年以内と想定したうえで、事業者の負担で実施可能な事業について内容、実施条件、周辺地域との連携の仕方やコスト削減による財政負担の軽減など、事業者からの具体的な提案を求めている。

市が想定する事業イメージ(資料:須坂市)
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 なお、各対象施設については、調査への応募を検討している事業者などを対象に、トライアル・サウンディング(試験事業)も募集している。公園施設を暫定的に利用して事業を試行することで、事業性などを確認するというものだ。試験事業の期間は1日以上31日以内。希望者は2021年9月30日までに提案書類を市に提出し、市は随時、選定を行う。選定事業者は11月30日までに試験事業を実施し、試行終了後20日以内に実績報告書を提出。その後、市が実施報告書を基にヒアリング調査を行う予定だ。