指定管理の範囲(資料:墨田区)
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2022年度からの北十間川周辺の管理運営体制 (資料:墨田区)
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隅田公園(芝生広場)の整備イメージ(資料:墨田区)
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 墨田区は、将来のPark-PFI(公募設置管理制度)導入を視野に、隅田公園の管理運営に関するサウンディング型市場調査を実施する。墨田区では現在、東京スカイツリーと浅草の二大観光地を結ぶ「北十間川・隅田公園観光回遊路整備事業」を進めている。同事業とも連携しながら公園活用していく考えだ。

 同区では、今回の調査結果などをもとに、2020年度に同公園の指定管理者を公募する計画だ。対話参加の申し込みは1月29日~31日、2月17日~21日に対話を行い、3月4日に結果を公表する。事前質問の受け付けは1月10日まで。

 墨田区の「北十間川・隅田公園観光回遊路整備事業」では現在、東京都による耐震護岸整備に合わせ、親水テラス、隅田公園、コミュニティ道路を整備中だ。これに連携して、東武鉄道(東京都墨田区)が、2020年春の開業を目指し、鉄道高架下の複合商業施設「東京ミズマチ」と、隅田川を渡る歩道橋「すみだリバーウォーク」(関連記事関連リリース)の建設を進めている。

 今回の調査は、これら北十間川・隅田公園一帯のポテンシャルを最大限に生かすための管理運営について、指定管理者公募の条件を整理することが目的だ。指定管理の範囲は現在改修中の隅田公園の一部。加えて、公園に近接する親水テラスやコミュニティ道路の維持管理についても制度上の課題をクリアしながら一体的な管理運営を目指す。

 指定管理者には公園の一般的な維持管理に加え、水辺やコミュニティ道路、高架下店舗が一体になった地域特性を踏まえて、エリアマネジメントの視点を持った公園運営を求める。具体的には、周辺の関係者が集まる「北十間川周辺情報連絡会(仮称)」の会員となり区とともに調整役を担うこと、地域や他団体と連携する自主事業の展開などを想定する。

 指定管理期間は2021年度中に開始し3年間を想定。将来的には隅田公園全域にPark-PFI手法などを導入することを視野に、初動期は指定管理者制度を短期間導入することで課題を整理する。

 対話では、指定管理者制度の期間・範囲、指定管理者の役割、隅田公園維持管理費、公園占用許可等の許認可事務における区と指定管理者との役割、賑わい創出・財源確保に資する自主事業の内容や実施体制、アイデアを実現するための施設や法律・条例・制度・管理運営方式の課題や問題点などについて意見・提案を求める。