姫路市の処理区などの位置図(資料:姫路市)
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 兵庫県姫路市は、下水道施設の維持管理業務について、民間委託の可能性を探るサウンディング型市場調査を実施する。説明会を2019年1月18日に開催(参加受け付け2019年1月17日まで)、調査参加受け付けは1月18日~31日、実施は2月6日・7日。2月下旬に結果概要を公表する予定だ。

 姫路市は国土交通省「下水道事業の経営効率化支援事業」の選定を受け、下水道の官民連携手法について導入可能性調査を進めている。今回のサウンディング調査では、市内のいずれか1処理区を対象に、包括的維持管理業務を3年程度委託することを想定し、以下の項目について提案や意見を求める。対話項目は以下の通り。

  • ・事業のアイデアに関する提案
     ―事業の内容等に関する提案
     ―事業方式、契約形態に関する提案
     ―市の施策の方向性を踏まえた提案(地域貢献、環境対策等)
     ―ICT 技術の活用方法などの提案
     ―不明水の削減に向けた効率的・効果的な維持管理方法の提案
  • ・事業の対象範囲、事業期間等の諸条件に関する提案
  • ・示された条件による事業化が困難な場合の、その他の改善提案
  • ・現在の課題に対する改善提案
  • ・その他、事業実施にあたって行政に期待する支援や配慮してほしい事項

 姫路市の下水道管路施設の維持管理は、現在、市の直営と一部業務委託で行っている。市域内には腐食劣化が進んだ皮革排水管や耐用年数を超過した管路施設があるほか、有収率(年間汚水処理水量に対する使用料徴収対象水量の割合)が低く非効率な区域もある。また、管路施設のストックが多いため、管路調査にあたっては、コストや期間を効率化する手法も必要になってくるという。