紀伊清水駅舎の外観。赤枠は「匠工房」の設置予定場所(出所:南海電鉄)
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「匠工房」のイメージ(出所:南海電鉄)
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 和歌山県橋本市と南海電鉄、紀州製竿組合は、紀伊清水駅に伝統工芸品「紀州へら竿」の工房を開業する。橋本市と南海電鉄が駅舎を改修し、紀州製竿組合がテナントとして工房を運営。職人が竿の製作体験プログラムや展示販売を行う傍ら、駅係員業務にも一部協力する。オープンは2021年1〜2月頃の予定だ。

 紀伊清水駅は大阪・なんばと高野山を結ぶ高野線の無人駅。130年以上の歴史を持つという「紀州へら竿」の産地であり、へらぶな釣りができる「隠れ谷池」の最寄り駅でもある。南海電鉄は高野山・高野山麓エリアの観光振興のため、2019年11月に九度山駅におむすびスタンド「くど」を、高野下駅に駅舎ホテル「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」を開業、20年7月に極楽橋駅のリニューアルを行っている。

 今回の紀伊清水駅舎の改修と紀州へら竿工房「匠工房」開業では、へらぶな釣り愛好家をはじめとした集客と、駅利便性の向上を狙う。「匠工房」は週4日間の営業を予定。併せて工房職人が駅構内の清掃、忘れ物一時預かり、乗降客の手伝いなどを行う。

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