津市は、総合公園「中勢グリーンパーク」で進めるPark-PFI事業の着工開始を発表した。公募で選定した民間事業者の整備計画を認定したもの。2022年4月から整備を始めて、2023年4月の開園を目指す。

中勢グリーンパークの整備内容(資料:津市)
中勢グリーンパークの整備内容(資料:津市)
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 事業者は「中勢GP未来会議」で、代表法人が宝輪(三重県鈴鹿市)、構成法人が浅井農園(津市)とイケダアクト(鈴鹿市)。事業コンセプトは「津市民が誇りに思う、全世代の交流拠点となる公園」だ。公募対象公園施設として、事業者がカフェレストランとキッチンカー、自動販売機を整備して運営する。カフェレストランは約20坪で、県内生産者の産品を生かしたメニューやテイクアウトメニューを提供。バーベキュー利用者への食材提供も予定している。キッチンカーは月替わりで地元の出店者を募り、土日や祝日を中心に稼働する。

 また、特定公園施設として、芝そりゲレンデ、バーベキュー場、ドッグラン、多目的広場、日陰施設、管理棟の整備を行う。特定公園施設に関する津市の負担額は、整備費用の9割かつ1億5300万円を上限とする。

市が公募時に求めた内容(出所:津市)
市が公募時に求めた内容(出所:津市)
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 2022年4月から施設整備を始めて、2023年4月1日に新たなエリアを開園。公募対象公園施設の運営は2041年3月末までとなっている。

 津市は、市民の健康増進・憩い・交流の場として、中勢グリーンパークの整備を進めてきた。全体の計画面積は約28.3haで、既に約14.5haが開園済み。未開園エリアのうち約1.7haでPark-PFIの活用を検討するため、来園者への調査や先進地事例の調査・研究、サウンディング型市場調査を実施。2021年1月にPark-PFIを活用した官民連携事業の事業者を募集し、7月に設置等予定者を決定していた。