募集チラシ(資料:神戸市)
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 神戸市は、灘消防署が立地する旧灘区役所跡地の活用について、サウンディング型市場調査を実施する。市は消防署の建て替えに併せ、民間施設の合築を検討している。1月22日に現地見学会(申し込みは1月20日まで)を開催、調査への参加申し込みは2月12日まで、2月26日~3月5日に意見交換会を実施する。

 今ある灘消防署は1959年に旧灘区役所総合庁舎の一部として建設され、2004年に区役所が移転した後も残された。しかし、築60年を超えて老朽化が進み、消防署としての機能上の課題も生じている。ただ、現在地は消防署の配置バランス上有効で、他に適当な移転先もないため、市は現地での建て替えを検討中だ。

 対象地はJR線2駅、阪急電鉄2駅、阪神電鉄1駅から徒歩圏内で、山手幹線沿いの好立地。面積は3443.57m2、近隣商業地域に位置する。市では、建て替え後に想定する消防署の使用面積に対し、敷地の容積率に余裕があることから、民間施設との合築を検討することにした。地域の安全・安心確保に加え地域活性の波及効果をさらに高めることができるのではないかという考えもあるという。

 今回のサウンディング型市場調査では、消防署と民間施設の合築の可能性そのものと手法、市が想定する事業スキームによる参入の可否について整理する。調査項目はほか、合築する施設の類型、着工から竣工までの想定期間、市と事業者の負担・責任の分担、建物引渡し時の仕様、コロナ禍における市況など。調査結果の概要は3月中旬以降に市のウェブサイトで公表する。

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