鳥取県と鳥取市は、鳥取砂丘西側エリアに位置する柳茶屋キャンプ場、サイクリングターミナル、鳥取砂丘こどもの国キャンプ場の3施設を一体整備する民間事業者を募集する。募集は2022年2月に開始。23年4月の新施設オープンを目指す。

 この取り組みは、県と市が2021年12月23日に締結した「鳥取砂丘の観光振興、活性化及び保全における連携協約」に基づいて実施される。連携する内容は、鳥取砂丘の観光振興の推進、保全と利活用、西側エリアにおける滞在環境の上質化の推進、交通環境の整備、情報共有の推進だ。

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県と市の連携協定の概要(出所:鳥取県)
県と市の連携協定の概要(出所:鳥取県)
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県と市が連携して観光振興などに取り組むのは、鳥取砂丘のうち点線で示された4エリア。柳茶屋キャンプ場、サイクリングターミナル、鳥取砂丘こどもの国キャンプ場の3施設は「鳥取砂丘西側エリア」にある(出所:鳥取市)

 事業者募集に際しては、こどもの国キャンプ場は「鳥取砂丘こどもの国」から切り離した上で、3施設とも公の施設としての廃止手続きを行い、民間事業として管理することを想定。土地・建物は事業者への無償貸与とし、利益に見合う納付金を事業者からの提案で受けることとする。事業期間は10〜20年。

 3施設の民間事業への移行に伴い、鳥取市では砂丘西側の滞在型環境上質化のため、市道から両キャンプ場へのアクセス道路の拡幅などを行う。また、事業者からの提案を基に、こどもの国本体とキャンプ場の境界整備、柳茶屋キャンプ場内から西側ビジターセンターへ抜ける遊歩道の整備を行う予定だ。