新図書館の基本コンセプト「すべての市民が新しい価値を創造する図書館」~ 集い・学び・育ち・交流・つながり ~ のイメージ(資料:泉大津市)
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指定管理と公営(直営)の比較(資料:泉大津市)
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赤色部分が整備候補地(資料:泉大津市)
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 大阪府泉大津市は、「泉大津市図書館整備基本構想(案)」についてのパブリックコメントを実施中だ。意見募集期間は2019年1月28日まで。

 新図書館は、1994年9月にオープンした泉大津駅前の商業施設(泉大津駅東地区第一種市街地再開発事業により建設され施設)を候補地としている。ここに約3000m2の床を市が賃借または買い取りで確保。整備費は約4億500万~6億円、年間運営費は約1億830万円程度と想定している。2019年度に基本設計、実施設計を行い、2020年度に工事、2021年度にオープンしたい考えだ。運営は、指定管理者と公営(直営)のメリット・デメリットを比較した結果、公営で進める意向だ。

 新図書館のコンセプトは、「すべての市民が新しい価値を創造する図書館」。「図書PLACE」「創造PLACE」「協働PLACE」の3つのゾーンで構成し、読書啓発、生涯学習機能のほか、子どもや青少年の健全育成、ビジネス支援、国際化・ICT化対応、観光案内、イノベーション機能を持たせたり、郷土資料の充実を図りたい考えだ。

 泉大津駅周辺では、南海本線の連続立体高架化に伴い、2017年3月には、スーパーマーケットを核テナントとする商業施設「N.KLASS(エヌクラス)泉大津」がオープンするなど高架下を活用したまちづくりが展開されている。泉大津市では、図書館の集客力による駅前のまちづくりへの波及効果も期待する。
 
 また、新図書館の整備に際しては、図書館を核として小学校、中学校の図書室をネットワークシステムでつなぎ、同じシステムで検索、貸出、返却、予約を可能とする。さらに、公民館などの生涯学習施設をはじめとする公共施設、地域の親子広場などと資料や人材の連携したり、書籍や児童書、絵本などの提供を行うなど、泉大津市の地域全体を「まちぐるみ図書館」とする構想を持っている。