広島城の位置(資料:広島市)
広島城の位置(資料:広島市)
[画像のクリックで拡大表示]
「広島城基本構想」で示された三の丸の機能導入イメージ(資料:広島市)
「広島城基本構想」で示された三の丸の機能導入イメージ(資料:広島市)
[画像のクリックで拡大表示]

 広島市は、広島城三の丸のにぎわい施設整備・運営事業について、サウンディング型市場調査を実施する。1月27日にWeb上で事前説明会を開催(参加申し込みは1月25日まで)、1月29日まで参加申し込み、1月29日〜2月2日に提案書(任意提出)を受け付け、2月4日・5日・10日にWebで個別対話を実施する。結果の公表は3月中を予定。内容は、今後策定する「広島城三の丸整備基本計画」に反映する。

 広島城は、広島県庁近くの中央公園内に位置する。旧天守閣は原爆で倒壊し、戦後再建された現天守閣は築60年を超えて、耐震性の確保が課題になっている。1994年完成の二の丸復元建物も、いまだ試行的な利用が多い。また、中央公園と平和記念公園、商業地区との回遊性も十分とはいえない。一方で、中央公園内には2024年にサッカースタジアムが開業する予定だ。

 以上の現況から、市は2020年5月に「広島城基本構想」を策定。このなかで、現在観光バス駐車場となっている三の丸(約1万3000m2)を「広島城の来訪者のおもてなし拠点」に位置付け、飲食・物販、イベント広場、展示空間、観光案内所、バス乗降場などの導入を想定している。

 今回のサウンディング調査で予定する対話内容は以下の通り。「1.事業対象地の魅力や課題」「2.ゾーニング」「3.民間収益施設(飲食・物販などの内容、参画条件など)」「4.非収益施設(展示・観光案内所などの内容、参画条件など)」「5.管理運営範囲(本丸・二の丸・三の丸、中央バレーボール場用地)」「6.事業スキーム」「7.市・民間事業者の役割分担」「8.にぎわい創出策(三の丸イベント広場や広島城全体を活用したイベントなど)」「9.事業への参画」「10.事業スケジュール」など。このうち一部についての意見・提案でもかまわないが、市は特に2~6、8について、具体的な提案を求めている。